関西人も富士急ハイランドへ行こう!
週末や休日の遊びに行く場所やデート先のマンネリ化にお悩みなら、山梨県の「富士急ハイランド」はどないでしょう。
富士急ハイランドというたって、関西からめちゃくちゃ遠いやん!
そんなとこ、おいそれと行けるかいな!金もかかるやろし!
と思う人は多いと思いますが、夜行のバスツアーを使うと、週末にでも案外気軽に行けるんです。料金も安くてお手頃。
バスツアーは、京都、大阪、神戸などから出発しています。
富士山が見える富士急ハイランドで、刺激的な「非日常」体験して気分転換するのもええもんですよ!
ここでは、関西から安くて利用しやすい富士急ハイランド直行のバスツアーを紹介します!
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富士急ハイランド直行バスツアーってどんなん?
往復のバスと「フリーパス」がセット
富士急ハイランド直行バスツアーは、往復のバスと富士急ハイランドの1日乗り放題「フリーパス」がセットになったものです。
それぞれを別々の手配するよりも、格安の値段になっています。
それと「ツアー」と言うと、添乗員さんに従って団体で行動するイメージがあるかもしれませんが、それとは違います。
他のお客さんとは行き帰りのバスが一緒なだけで、富士急ハイランドでは完全な自由行動になっています。
一般の高速バスで行くのと同じです。バスの時間以外、拘束されることはありません。
基本は車中2泊の3日間
関西からの富士急ハイランドバスツアーは夜行で、車中2泊の3日間が基本です。
関西各地を夜に出発して、翌朝早く富士急ハイランドの開園前に到着します。その日は閉園まで自由に過ごせます。
そして、夜の閉園後に現地を出発して、次の朝に関西に帰ってくるという流れです。
例えば、金曜日の夜に出発(大阪は21:30頃)すると、土曜日は1日富士急で遊んで、日曜の朝に帰って来ることになります(大阪着は7:00頃)。
このように、関西からでも週末を使って気軽に行って帰ってこられます。
バス移動中に夜を越すので、時間が有効に使えて、しかも宿泊費がかからないため旅行代金が安いという点が大きなメリットです。
もちろん希望すると、帰りのバスを遅らせて、現地で泊まることもできます。ついでに周辺の観光もできます。
1人参加もOK!
富士急ハイランドバスツアーは、1人でも参加できます。
急に休みが取れたときや、他人に気兼ねなくストレスを発散したときなど、気軽に利用できます。
また、現地で友達と待ち合わせするようなときも利用できます。
富士急ハイランドバスツアーを予約する前に、天気予報とあわせて、富士急ハイランドの公式サイトで営業時間やアトラクションの運行状況を確認しておきましょう。
せっかく関西から行ったのにお目当ての絶叫マシーンが運休だったらショックですよ。
大阪、京都から「サンシャインツアー」が利用しやすい!
関西から富士急ハイランドへのバスツアーはいくつかありますが、安くて利用しやすいツアーのひとつが、ニチアントラベルさんの「サンシャインツアー」です。
サンシャインツアーでは、富士急ハイランドの休園日以外はほぼ毎日設定があるので、行きたいときに行けます。
そして、値段も最安級です。
ちなみに、ニチアントラベルさんは、バスツアー中心に広く国内旅行の企画、運営の実績がある「知る人ぞ知る」旅行会社さんです。
【サンシャインツアーのポイント(特徴)】
- 休園日以外は毎日出発(大阪、京都)。時期にによっては神戸や岸和田などからも。
- 開園から閉園まで滞在できます(開園前に到着、閉園1時間後に出発)。
- 開園15分前に優先入園できます。
- 行き帰りの途中に立ち寄る静岡・富嶽温泉「花の湯」または「松の湯」の朝食バイキング、または入浴券がつきます(予約の際に選択)
- 富士急ハイランドのフリーパスが付かないプランもあります。
⇒サンシャインツアー「富士急ハイランドバスツアー」について詳しくはこちら。
大阪・京都からは毎日出発!
サンシャインツアーは、大阪と京都から、休園日以外の毎日出発しています。
現在は2020年(令和2年)9月30日出発分までのバスツアー受付中です。夏休み向けですね。
行き帰りに温泉休憩付き
2020年9月30日出発までのバスツアーは、基本的に、このような日程になっています。
出発は、梅田が21:40ごろ、新大阪が22:10ごろ、京都が23:10発ごろです。帰着は、京都には朝の6時頃、JR大阪駅には7時ごろになります。
夜遅めの出発で帰りは早朝なので、神戸や姫路、泉南、奈良、大津など大阪、京都周辺の人も参加しやすいです。
富士急ハイランドの行き帰りに、途中で静岡にある温泉施設「富嶽温泉・花の湯」または「松の湯」に立ち寄ります。
そこで、食事や入浴、休憩がとれるようになっています。
他社のツアーでは関西と富士急ハイランドの間は、トイレ休憩を除いて基本ノンストップのところがほとんどですが、長いバス旅なので、この温泉立ち寄りはポイントです。
※「花の湯、松の湯」では、往きは早朝に約90分、帰りは深夜2~3時間ほど滞在します。入浴は往きか帰りかどちらかを選びます。
※富士急ハイランドの閉園時間が20時以降の日は、帰りの入浴施設で夕食は利用できません。
開園15分前の優先入場で滞在時間が長め!
サンシャインツアーのバスツアーでは、富士急ハイランドの開園時間前に到着します。
しかも、開園時間の15分前に、一般のお客さんより優先して入園させてもらえます。人気の絶叫マシーンやアトラクションに乗るには有利です。
そして、帰りの出発時間は閉園の1時間後です。このように現地で滞在できる時間が長めになっています。
料金は最安級!
サンシャインツアーの富士急ハイランドバスツアーの料金は、このようになっています。
大阪・京都発で標準的な4列座席車両(トイレ・コンセント無し)の場合
大人 | 13,300円~13,800円 |
大学生・専門学校生 | 13,200円~13,700円 |
中学生・高校生 | 13,100円~13,600円 |
子供(3歳~小学生) | 12,900円~13,400円 |
この値段で、往復のバス代と富士急ハイランドの1日フリーパス、「花の湯/松の湯」の入浴券または朝食券が付いています。
ちなみに、富士急ハイランドの1日フリーパスの値段はこんな感じです。
前売り | 一般 | |
大人 | 5,800円 | 6,200円 |
中高生 | 5,300円 | 5,700円 |
小学生 | 4,200円 | 4,500円 |
幼児(1歳~) | 2,000円 | 2,100円 |
シニア(65歳~) | 2,000円 | 2,100円 |
後述しますが、大阪・京都~富士急ハイランドの一般の高速バスは、片道だけで大人6,000円~8,000円ほどしますので、バスツアーの値段はかなり割安です。
※フリーパスで、「絶凶・戦慄迷宮」「クリアカヌー体験~WATER CRAB~」「ヒーローズ☆プレイグラウンド」「スケート貸靴」は利用できません。それぞれ別料金がかかります。
バスの座席タイプが選べます!
サンシャインツアーでは希望の場合、追加料金を払うことで、バスの座席タイプを変更できます。
-
コンセント付き3列座席(USB電源、ブランケット付き)+片道2,000円
-
足元ゆったりシート(USB電源、ブランケット付き)+片道500円
片道利用や宿泊などアレンジもOK!
サンシャインツアーでは、希望すると帰える日を延ばせます(宿泊プランもあります)。その際、2日用のフリーパスへの変更も可能です。
また、関西からの富士急へ往きのバスだけを利用することもできます(旅行代金は3,000円引き)。
フリーパスなしのプランも
サンシャインツアーの富士急ハイランドバスツアーには、1日フリーパスが付かないプランも用意されています。
フリーパスが付かない分、さらに格安です。ツアーの行程は同じです。
大人~子供共通 | 9,800円 |
富士急の年間パスや別のところで入手したチケットを持っている場合や、富士急で開催されるコンサートに出かける場合などに便利です。周辺の観光、あるいは帰省にも使えます。
ちなみに、富士急ハイランドにはフリーパスがなくても入園はできます(入園無料)。
前日午前中まで申し込み可能!
サンシャインツアーの富士急ハイランドバスツアーは、インターネットからなら、出発前日の昼12時まで申し込み手続きができます。
休みが降って湧いたときや、天気予報をみて急に思い立ったときも出かけやすいです。
神戸からは神姫バス「LIMON」(多客期のみ)
神戸からは兵庫県のバス会社、神姫バス「LIMON」で富士急ハイランドツアーが実施されてます(大阪、京都発もあります)。ただし、多客期のみ。
夜行高速バス「フジヤマライナー」
バスツアーではありませんが、夜行の高速バス(路線バス)で大阪、京都から富士急ハイランドへ行くこともできます。
高速バスは「フジヤマライナー」という名前で、近鉄バスと富士急行が、大阪・京都と富士急ハイランド・河口湖の間を毎日1往復しています。
バスツアーの設定がない時期に遊びに行きたい時や、富士急ハイランドの年間パスや前売券などを持っている人に便利です。
また、往復乗車券だと10日有効なので、富士急ハイランド以外にも周辺の観光など自由に行程が組めるのも魅力です。
停留所と発着時刻
関西側では大阪の東梅田、難波、天王寺と京都駅に発着します。
主に阪神高速、名神高速、 東名阪道、東名高速を経由します。往路は土山SA、復路は富士川SAで休憩します(時期や運行状況等で変更になる場合が有ります)。
運賃
「フジヤマライナー」には、座席が1人掛け3列シートの「通常便」と2人掛け4列シート車両を使った「ライト便(格安便)」があります。どちらもトイレ付き車両です。
それぞれの運賃はこちら。往復で予約すると10%ほど割引があります。
通常便 | ライト便(格安便) | |
大阪発着 | 片道8,900円、往復16,100円 | 片道6,900円、往復12,100円 |
京都発着 | 片道8,400円、往復15,200円 | 片道6,400円、往復11,200円 |
※子供は半額です。
※上記は運賃だけなので、富士急ハイランドのフリーパスなど別に買う必要があります。
※ライト便は通年運行されています(最新の運行状況は公式サイトで確認を)。
※往復乗車券は10日間有効です。
フジヤマライナーの予約方法
電話
- 近鉄高速バスセンター:TEL 06-6772-1631(営業時間 9:00~19:00)
- 富士急コールセンター:TEL 0555-73-8181(営業時間 7:30~20:00)
インターネット
●バスぷらざ(日本旅行)
・パソコンで予約の場合、自宅で乗車券が発券できます。
・会員登録をしなくても利用できます(選択)。
●ウィラートラベル
・富士急ハイランドの1日乗り放題フリーパス付きのプランも選べます。
・会員登録が必要です。