冬の富士急ハイランドはどれくらい寒い?
富士急ハイランドは標高800mにあるので、冬はめちゃめちゃ寒いです。気象庁の統計によると周辺の気温はこんな感じです。
※1981年~2010年河口湖地区の気象庁統計
11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
平均気温 | 7.1 | 2.0 | -0.6 | 0.2 | 3.6 |
最低気温 | 1.7 | -3.4 | -6.2 | -5.2 | -1.7 |
最高気温 | 13.3 | 8.4 | 5.3 | 6.1 | 9.4 |
(参考)大阪市の気温統計
平均気温 | 13.6 | 8.6 | 6.0 | 6.3 | 9.4 |
最低気温 | 9.9 | 5.1 | 2.8 | 2.9 | 5.6 |
最高気温 | 17.6 | 12.3 | 9.5 | 10.2 | 13.7 |
大阪市の平均気温が富士急ハイランド周辺の最高気温ぐらいです。雪が降ることも有りますが、通常は積雪は少ないです。
冬の寒いときに、ただでさえ外出するのが嫌になるのに、わざわざ寒い富士急ハイランドなんてとんでもないと思うかもしれませんが、実は一年で一番狙い目の時期なのです。あえて冬を選んで富士急ハイランドへ行くというリピーターも少なくないぐらいです。
冬の富士急ハイランドは狙い目。その3つの理由

1)冬は来場者がぐっと減る!フリーパスの元が取れる!?
冬は空いています。週末や冬休み期間中の日によっては富士急ハイランドの来場者は案外多いですが、ほかの季節ほどではありません。平日はガラガラな日も多いです。人気アトラクションの待ち時間は少ないし、平日なら待たずに何回も乗れたりすることもあるので、1日フリーパスの元が十分取れます。
2)アイススケートリンクが期間限定営業!初心者でも大丈夫。
富士急ハイランドでは冬ならではのアトラクションとして、屋外スケートリンクが期間営業します。しかも入園者なら利用無料(ただし貸靴1足1000円)!アトラクションの合間とかに気楽に楽しめます。
それにスケート部を持っている富士急だけあって、スケートの初心者や苦手な人でも大丈夫な独自開発の「二枚刃スケート靴」が用意されています。この靴は刃が2枚になっていて、従来の1枚刃のものよりも安定性があるので、初心者でも簡単に氷の上に立って滑れられます。メインのメインの「クリスタルラグーンリンク」は約6000平米ある広さ、その中に7つの”小島”があるので、適当に休みながらスケートを堪能できます。夕方からはイルミネーションが点灯する演出も。関西にはあまりスケートを楽しめる場所がないので、いい思い出になると思います。
3)富士山がみえる確率が高い!
冬の富士急ハイランドは寒いですが空気が澄んでいるので、いい天気だとアトラクションの上から見る景色が素晴らさは格別です。関西人も熱愛?の富士山が一年で一番よくみえる時期が10月~2月ということなので、その姿を拝める確率も高いです。
冬の富士急ハイランドで遊ぶ際の注意点
天候の変化に注目して、そして効率よく。
冬はどうしても暗くなるのが早いし、閉園時間が繰り上がるので、過ごし方によっては物足りなさが残るかも。また雪や凍結によってアトラクションが停止することもあります。雲行きや気温の変化に気を配りながらアトラクションを選びましょう。気温が下がる夕方以降は要注意。目的のアトラクションは動いている内になるべく乗ってしまいましょう。
防寒対策をしっかりと
重要となるのはやはり防寒です。絶叫マシーンでは強風をまともに受けます。予想以上にきつい風あたりです。飛ばされにくい帽子やネックウォーマー(首巻)などを用意してください。また長時間屋外にいることになるので、頭(特に耳)と足(つま先)の対策をしっかりしてください。けっこうきます。遊び終わった後は富士急ハイランドに隣接の「ふじやま温泉」で冷え切った体を温めるのがおすすめです。
バスツアーによっては、「ふじやま温泉」の入浴付きや割引特典付のものがありますので、確認してみてください。